20年の牝馬三冠を制した
デアリングタクトの全妹となる
デアリングエア(牝2、栗東・
杉山晴紀厩舎)が、土曜京都5Rの2歳新馬(芝1600m内回り)で注目のデビュー戦を迎える。
デアリングエアは父
エピファネイア、
母デアリングバード、母の
父キングカメハメハの血統。全姉の
デアリングタクトは20年に史上初めて無敗で牝馬三冠を制した名牝。祖母の
デアリングハートは06年と07年の
府中牝馬Sを連覇するなど重賞を3勝。GIでも05年の
桜花賞が3着、
NHKマイルCが2着、07年の
ヴィクトリアマイルが3着と、息長く活躍した。
ここまで順調に乗り込まれ、11日の坂路では4F54秒0-1F12秒2の好時計をマークした。鞍上は姉の主戦を務めた
松山弘平騎手。まずは初陣を制し、偉大な姉に一歩近づいてみせる。