「
有馬記念・G1」(22日、中山)
泣いても笑っても最後となるレースへ、万全の態勢は整った。昨年の覇者
ドウデュースが18日、栗東DPで最終追い切りを行い、馬なりで6F82秒5-37秒4-11秒6をマーク。併せた僚馬と併入した。最後の追い切りを見守った
友道康夫調教師(61)=栗東=は予定通りの動きにうなずき、会見を行った
武豊騎手(55)=栗東・フリー=も「結果で応えたい」と気合十分。多くの競馬ファンを魅了したスターホースが、最高のフィナーレを飾る。以下、
武豊騎手との一問一答。
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ジャパンCを振り返って。
「この馬らしい走りができて非常に良かったと思いました。展開は良くなかったですが、改めてポテンシャルの高さを感じる内容でした」
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有馬記念が近づいてきた。今の心境は。
「いよいよだなという気持ちですし、
ドウデュースにとって最後のレース。いい緊張感がありますね」
-今回がラストランとなる。そのあたりは。
「長く主戦を務めさせていただいた馬。当然、寂しい気持ちもありますが、それだけに勝って終わりたいと思います。花道を飾る責任感は感じますし、すごい大役だなと思っています」
-今夏、引退の知らせを聞いて。
「このラストシーズンに懸ける思いは強くありました。うれしいこともたくさんありましたが、確かに悔しい思いも何度も何度もありました。でも、そのたびにまた勝ってくれて、すごい馬だなと感じます。私自身もすごく勇気をもらえることもありました」
-ファン投票では歴代最多得票だった。最後に意気込みを。
「僕自身、(ケガから復帰したばかりだった)去年より明らかに状態はいいです(笑)。本当にファンの多い馬だなと乗っていて実感しますし、これだけの票に結果で応えたいと思います」
提供:デイリースポーツ