「
有馬記念・G1」(22日、中山)
明らかに5着だった昨年以上の出来にある。
BCターフ3着から臨む
シャフリヤールは18日、栗東芝を単走で追われた。馬なりで5F63秒2とソフトな追い切りだったが、ラストは躍動感あふれるアクションで1F11秒0の好タイムをマークした。
「ストレスをかけないようにやりましたが具合はいいね。絶好調!」と藤原師は歯切れ良く、最終リハを振り返った。昨年は
BCターフ3着後に香港へ移動。しかし、現地での事前チェックで
香港ヴァーズへの出走が認められず、仕方なく
有馬記念に回った経緯がある。検疫のため、中山競馬場での調整を余儀なくされたが、それでも地力を見せて5着と奮闘した。
それを思えば、調整過程は今年の方が断然スムーズ。昨年以上の結果を出してもおかしくはない。「さらに経験を積んでいるし、まだ若さもある」と指揮官は力の衰えを否定。俺だってダービー馬-。そう簡単に若い力に屈するわけにはいかない。
提供:デイリースポーツ