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有馬記念・G1」(22日、中山)
曲がりなりにも先着はした。ラスト1Fも11秒8と12秒は切った。それでも、
スターズオンアースにさしたる上積みはなさそうだ。栗東から川田が駆け付け、美浦Wで
テリオスサラ(3歳1勝クラス)と併せ馬。4馬身ほど先に行かせて直線は外へ。さすがに格の違いで1馬身先着したが、背中は硬く、トモも入ってこない。2冠牝馬の動きにしてはやや重苦しい。
高柳瑞師は騎乗を終えた川田と10分近く言葉をかわし、その後取材に応じたが口ぶりは決して軽くなかった。「ちょっと物足りないところがあった先週よりは良くなったと思います。この年齢ですからフレッシュな感じはありませんけど、もうちょっと上がってもいいのに、というところはありますね。右回りだと去年も直線でモタれましたし、きょう(18日)もコーナーでは少しモタれるところがありました」と話した。この追い切りを契機に変わり身を-。決戦の日まで、上がり目を引き出すべく全力を傾ける。
提供:デイリースポーツ