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【有馬記念】ローシャムパーク キレてる アメリカ遠征疲労なし!ラスト1F11秒4 5戦3勝の中山でG1初制覇だ

デイリースポーツ
  • 2024年12月20日(金) 06時00分
 「有馬記念・G1」(22日、中山)

 出走馬で唯一、木曜追いとなったローシャムパークが19日、美浦Wに登場。全体時計は6F83秒9と目立つものではなかったが、ストライドを伸ばしたラスト1Fは11秒4と切れ味を披露した。海外遠征帰り初戦でも疲れは皆無。得意の中山で待望のG1タイトル奪取を目指す。

 全体時計(美浦W6F83秒9)は平凡に映るものの、ラスト1Fは11秒4と鋭い切れ味を披露したローシャムパーク。首を遠くまで届かせてストライドを目いっぱい広げ、ゴール板を過ぎてもなお伸びやかに駆ける姿に、アメリカ遠征の疲れなど全く感じさせない。グランプリ決戦へ向けて万全の態勢を整えた。

 「ちょっと時計は遅くなりましたが、道中の折り合いと最後の動きを確認して、向上しているところが見られました。いい追い切りができたと思います」と胸を張った田中博師の表情には、自信の色がうかがえた。

 今年は海外挑戦した前走のBCターフを含め、4戦して2着2回。昨秋のオールカマーを最後に勝利からは遠ざかっているが、中山は5戦3勝と相性のいい舞台だ。「中山でのパフォーマンスはいいと思いますし、合う舞台。2500メートルという距離には乗り難しさが出るかもしれません。ただ、乗り難しさを別にして、距離適性というところでは恐らく向くと思います」。若きトップトレーナーは冷静にそろばんをはじいている。

 気性面が課題の馬。あとはテン乗りのマーカンドの手綱に委ねる。「ジョッキーにも難しい馬という感触があったようですが、1週前に感じ取って取り除いてもらう意識で乗ってもらいました。ジョッキー泣かせな馬ではありますが、日本に来るのは2年目ですし、中山でも活躍されています。馬は新たな面を前走で見せてくれたので、再度日本でも見せてほしいですね」と指揮官。今年最後の大一番へ向けて、人事は尽くした。

提供:デイリースポーツ

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