「新馬戦」(21日、京都)
偉大な姉の背中を追って初陣を勝利で飾る。土曜京都5R(芝1600メートル)でデビューする
デアリングエア(牝2歳、父
エピファネイア、栗東・杉山晴)。全姉は厩舎の先輩で20年に無敗の3冠牝馬に輝いた
デアリングタクトという血統だ。
ここまで栗東坂路を中心に乗り込みを重ねており、余力を持たせながらもスピード感のある走りを披露している。1週前には松山がまたがって4F54秒0-38秒9-12秒2をマーク。全身を使った軽快な脚さばきで坂を駆け上がった。
姉の主戦も務めた鞍上は「気性も含めて結構似ていると思いますね。キャンターに行った時の反応、動きも良かったです。距離もちょうどいいと思います」と好感触。姉と同じマイルのデビュー戦で好発進を約束した。
提供:デイリースポーツ