スマートフォン版へ

【中山大障害予想】下半期の障害王者決定戦 飛越センスやスタミナなどジャンパーとしての総合力を問う

  • 2024年12月21日(土) 06時35分
 春に行われる中山グランドジャンプよりも150mほど短い距離だが、高さ1.6mの大竹柵障害と大いけ垣障害といった難易度の高い障害含む11の障害と、高低差の異なる3種類のバンケットを6回越えなければならない難コース。障害のセンスはもちろんだが、長い距離を走りぬくスタミナ、ジョッキーの腕も試されるレースだ。

 ◎マイネルグロンは昨年の優勝馬。逃げるニシノデイジーを早めに交わすと、最後は10馬身差で4連勝。今春の阪神スプリングジャンプも62kgを背負って7馬身差で圧勝したが、1.1倍の支持を得て出走した今春の中山グランドジャンプではレース途中に脚を痛めて無念の大敗。復帰戦となった芝の平地長距離は、まったく良いところなく敗れたが、その後は順調に調整されている。使って来る以上、実績を信頼したい。

 〇ジューンベロシティは今春の中山グランドジャンプ2着馬。今回は勝ったイロゴトシがいないメンバー構成で、当時の3着、4着が昨年の当レース2着、3着馬なのだから価値が高い。その後は東京ジャンプS東京ハイジャンプと2連勝中。障害馬として充実期に入ってきた印象だ。昨年は大障害コースでミスがあったようだが、春は安定していた。勝てば、長期政権も見えてくる。

 ▲エコロデュエルは中山競馬場の大障害コース初挑戦となった昨年の中山大障害3着で、今春の中山グランドジャンプ4着。やや気難しいところがあるようだが、障害で初勝利を記録したあと、大きく崩れたのは阪神ジャンプSのみ。前走の東京ハイジャンプは14kg増の馬体重で、いつになく積極的な競馬。結果的には東京障害コースを得意とするジューンベロシティの逃げ切りを許したが、成長を感じられる内容だった。

 △ニシノデイジーは一昨年の優勝馬で、昨年の2着馬。昨年春の中山グランドジャンプは不可解な敗戦を喫したが、今春の同レースでは3着とむしろこのコースを得意としている。年が明ければ9歳となるが、2歳時には札幌2歳S、東京スポーツ杯2歳Sを連勝してクラシック候補と言われた逸材だ。2度目の制覇を狙っている。上位4頭は強力だが△ネビーイームも長い目で見たい1頭だ。

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す