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有馬記念・G1(12月22日、中山競馬場・芝2500メートル)=12月20日、栗東トレセン
ベラジオオペラ(牡4歳、栗東・
上村洋行厩舎、父
ロードカナロア)は、CWコースをゆっくりと周回してから坂路へ。落ち着いたなかにも闘志があふれている感じで、体調はかなり上がっている。上村調教師は「(明日の)輸送前の軽い運動です。雰囲気はいいです。今回はかなりいい」と自信ありげにうなずいた。
前走の
天皇賞・秋は夏負けで少し調整が遅れたこともあり、完調ではなかった。それでも0秒4差6着なら悪くない。「東京の2400メートルに比べれば、中山の2500メートルは全然いい。この馬の操作性の良さが生きる」と指揮官は前向き。実際に中山では
スプリングSを勝っているように、急坂も問題なし。「去年勝ったのも5番だったでしょ」と言うように枠も絶好で、追い風が吹いてきた。
スポーツ報知