金曜正午の段階では中山、京都ともに芝ダート揃って良となっている。大きく崩れる予報もなく、このままのコンディションでの開催となるだろう。まずは中山。芝は速い時計が出ている。S〜Mペース流れれば、先行馬と内枠が有利になりやすい。ダートは逃げ馬が不振で、差し＆追い込みも決まる。ヘニーヒューズ産駒とドレフォン産駒が好調。冬の間、先週土曜のような外枠有利の馬場になる可能性は常にあるので、注意を払いたい。

　続いて京都。芝は時計がかかっている。内は荒れているので、直線は外に出したい。自由に進路を選べる好位組が有利で、後方から内を突くと厳しい。ダートは先行ベターだが、展開次第では中団以降の組にも出番あり。エーピーインディ系が好調で、とりわけシニスターミニスター産駒はよく走る。

【注目馬】
中山11R・バロッサヴァレー…中山芝2500mが得意のハーツクライ産駒。内枠有利の馬場を味方に、好位でロスなく運んで勝ち負けに加わる。

京都11R・ウインマーベル…この枠なら前々で馬場がいいところを走れそう。前走のマイルCSが負けて強しの3着で、得意の1400mなら負けられない。