◆第69回
有馬記念・G1(12月22日、中山競馬場・芝2500メートル)
16年秋にスタートし、今まで好評を博してきた名古屋競馬の
宮下瞳騎手、
木之前葵騎手のG1予想コラムは、今回の
有馬記念(22日、中山)で最終回。それぞれ
アーバンシック、
ベラジオオペラが本命で、有終の美を飾れるか注目です。
ドウデュースの出走取り消しにビックリしました。残念ですが種牡馬としての将来性、そして何より人馬の安全を考えると、仕方のないことだと思います。
さて、
ドウデュースがいない
有馬記念となれば、
アーバンシックを迷わず本命に推します。春はまだ幼い部分がありましたが、秋を迎えて大きく成長した印象です。同じ3歳馬の
ダノンデサイルに2回負けていますが、今の状態なら引けを取らないどころか圧勝もあると思います。
今回が最終回。なかなかうまく当てることができず、すみませんでした。このコラムを担当させていただくようになってから、
JRAのレースをよく見るようになりました。ファン目線からも馬を見ることができて、すごく勉強になりました。もう少し的中すれば、もっと楽しい思い出になったのですが、改めて競馬は難しいことを痛感しました。8年の間、素晴らしい経験をさせていただき、ありがとうございました。(名古屋競馬騎手)
【
宮下瞳騎手の印】
◎(3)
アーバンシック ○(10)
プログノーシス ▲(5)
ベラジオオペラ ★(1)
ダノンデサイル △(7)
スターズオンアース △(6)
ローシャムパーク △(11)
ジャスティンパレス ◆宮下 瞳(みやした・ひとみ)1977年5月31日、鹿児島市生まれ。47歳。95年10月に名古屋でデビューし、11年8月に引退。男児2人の出産を経て16年8月に現役復帰。今春、女性騎手初の黄綬褒章を受章。女性騎手で国内最多の地方通算1296勝。
スポーツ報知