京都11Rの第19回
阪神カップ(3歳以上GII・芝1400m)は1番人気
ナムラクレア(
C.ルメール騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分20秒1(良)。半馬身差の2着に6番人気
マッドクール、さらに3/4馬身差の3着に9番人気
オフトレイルが入った。
ナムラクレアは栗東・
長谷川浩大厩舎の5歳牝馬で、父
ミッキーアイル、
母サンクイーンII(母の
父Storm Cat)。通算成績は20戦6勝。
レース後のコメント
1着
ナムラクレア(
C.ルメール騎手)
「すごく良い瞬発力を見せてくれました。いつも通り後ろの方から、最後はよく伸びてくれました。手応えは良かったですが、右回りで少し内にモタれました。しかし、直線でまた我慢して、大外に出してからすごく良い反応をしてくれました。もちろん能力はありますね。いつも重賞で良い結果を出してくれます。やはりGIは彼女の目標です。期待しています。今日は阪神Cの応援ありがとうございます。この馬でGIを勝つことができると思います。明日は
有馬記念です。また応援してください。今日は本当にありがとうございました」
2着
マッドクール(
坂井瑠星騎手)
「ゲートが決まって、最近のなかでは余裕を持って追走できました。良い時の
マッドクールでしたが、今日は勝ち馬の脚が抜けていました」
3着
オフトレイル(
菱田裕二騎手)
「急遽の依頼をいただいてありがたく思います。とても切れ味のある馬で、直線は進路を探しながらになりましたが、とてもいい脚でした」
4着
セリフォス(R.ムーア騎手)
「前半はリズムに乗るまで時間がかかりました。内側の馬場が荒れていてキック
バックが飛んでくる状況で、それが馬の顔に当たって気合が入ってしまい、前半は折り合うまでに時間がかかってしまいました。直線で外に出してからの脚は良かったです。勝った馬はス
プリンターで瞬発力があるタイプですし、一生懸命走ってくれたと思います」
5着
ママコチャ(
川田将雅騎手)
「よく我慢して最後まで頑張ってくれました」
6着
ソーダズリング(
鮫島克駿騎手)
「もう少し枠が外だったら良かったです。いいスタートでリズム良く行けました。展開がばらけずに直線まで回ってきたのでコーナーで内を回りましたが、ボコボコした芝を気にするようなところがありました。それでも脚は使ってくれましたし、地力はあると思います。9カ月の休み明けとは思えない走りをしてくれました」
8着
ウインマーベル(
松山弘平騎手)
「1400mは得意とする条件で、スタート良くいいポジションで脚がたまりましたし、いい形で進めることができたのですが、伸びきれなかったのは悔しいです。もっとやれる馬だと思うのですが」
9着
アサカラキング(
斎藤新騎手)
「形としてはここ最近では一番良かったです。このメンバーで差のない競馬ができましたし、少しずつ調子が戻ってきたように思います。これをきっかけに頑張りたいと思います」
11着
ダノンマッキンリー(C.デムーロ騎手)
「馬は行きたがっていました。直線もいい脚でこの馬なりに伸びてくれましたが、前回と比べて相手も強くなっていました」
17着
ウイングレイテスト(
松岡正海騎手)
「いいポジションで、思ったような競馬はできましたが、馬場が合いませんでした」
ラジオNIKKEI