プログノーシスの
父ディープインパクトは
有馬記念に2度出走。最初は3歳時の05年。当時、デビュー7連勝で史上2頭目の無敗3冠馬(
皐月賞、ダービー、
菊花賞)。単勝1.3倍の断然人気に支持されたが、先に抜け出した
ハーツクライを捉え切れず2着。初の黒星を喫した。
翌06年は
凱旋門賞こそ3位入線失格も、
天皇賞・春、
宝塚記念、
ジャパンCとG1タイトルを積み上げての再挑戦。単勝1.2倍の支持に応え、2着
ポップロックに3馬身差でラストランを飾った。その後は種牡馬となり、産駒が積み上げた
JRA・G1勝ちは71。自身の父である
サンデーサイレンスの記録に並んでいる。
現4歳が最終世代で、
JRAの現役産駒は69頭まで減少。それでも今年の有馬には
プログノーシス、
ジャスティンパレス、
シャフリヤールの3頭出し。偉大な父の不滅と言われた記録を更新する、産駒の
JRA・G1単独最多72勝目を狙う。
スポニチ