「新馬戦」（２１日、中山）

　積極的に運んだ２番人気のジョスラン（牝２歳、父エピファネイア、母ケイティーズハート、美浦・鹿戸）が、直線でライバルを突き放して完勝デビューを飾った。

　全兄は２１年の年度代表馬エフフォーリア。兄の主戦も務めた横山武は「縁のある血統で新馬戦を勝ててうれしいです。逃げの手は正直考えていなかったけど、馬のリズムを優先してあの形に。このきょうだいにしては切れる脚が使えそうなので楽しみです」と将来性に期待した。鹿戸師は「まだ緩いところがあったが能力で勝ってくれた。大きいところに行ってみたいですね」と兄に続く活躍を願った。

提供：デイリースポーツ