有馬記念が終わってもG1は終わらない!28日には中山芝2000メートルで、
中央競馬の24年ラストG1「第41回
ホープフルS」。春のクラシック戦線へ駒を進めたい精鋭が顔をそろえる。
堂々の主役は
クロワデュノールだ。前走
東スポ杯2歳Sで重賞初制覇。5カ月ぶりの実戦で馬体重は24キロ増だった。良化の余地を残す仕上げの中、先行して上がり最速タイ3F33秒3の脚を披露。逃げ粘る
サトノシャイニングを番手から捉えて振り切った。秘めるポテンシャルは世代屈指。初のG1舞台でのパフォーマンスも楽しみだ。
札幌2歳Sを制した
マジックサンズもV候補の一頭。その前走は相当な
パワーを要する重馬場の洋芝をモノともしない走り。4角で外を回しながら後に阪神JFを制する
アルマヴェローチェ(2着)をねじ伏せた。
同じく無敗2連勝でアイビーSを制した
マスカレードボールも有力。祖母に重賞3勝
ビハインドザマスク、半姉に重賞2勝
マスクトディーヴァを持つ良血だ。そのアイビーSで2着に敗れた
ピコチャンブラックだが、デビュー戦を7馬身差で圧勝した素質馬で巻き返しに期待したい。
スポニチ