先週の
有馬記念に史上初めて白毛馬として挑戦して15着に終わった
ハヤヤッコ(牡8歳、美浦・
国枝栄厩舎、
父キングカメハメハ)が、9歳になる来年も現役続行の方向だ。国枝調教師が12月24日、明かした。近日中に福島・ノーザン
ファーム天栄に放牧に出され、来年に向けて備えていく。
レースは1周目の4コーナーから引っかかり、先行集団の外で運ぶ形となったが、最後の直線では息切れして沈んだ。指揮官は「(レース後は)さすがにくたびれモードだね。スタートが良くて、あんなに行ってしまって…。内枠だったら(前に)壁をつくれたんだろうけど、ずっとかかってしまった」と振り返った。
今後については、勝った2走前の
アルゼンチン共和国杯でトップハンデ58・5キロを背負ったこともあり、ハンデ戦では斤量が見込まれそうで、「“シニア割”が欲しいよな」と冗談交じりにポツリ。それを踏まえて「まだ馬は若いからね。ハンデ戦じゃない、(距離の)長いところで」と来年の活躍を期待していた。
スポーツ報知