JRA史上最多の通算4553勝を誇る
武豊騎手(55)が24日、グリーンチャンネル「競馬ブロス」に出演した。
先週の
有馬記念ウイークは風邪で土日いずれも騎乗を見合わせたが、この日は元気な姿を見せた。「あんまり風邪ひかないんですけどね。何年ぶりだろう」と振り返った。
22日の
有馬記念で騎乗予定だった
ドウデュース(牡5=友道、
父ハーツクライ)はレース2日前に右前肢ハ行で出走取り消し。「この秋の強さは別格だったし、みんなが楽しみにしてくれていたので残念でしたけど、これで無事引退できたなって気持ちもあったんです。ちょっとホッとしました」と相棒を思いやった。
種牡馬入りする
ドウデュースは25日に栗東トレセンを退厩し、福島県のノーザン
ファーム天栄経由で北海道安平町の社台スタリオン
ステーションへ。この日、同スタリオンは初年度の種付け料が1000万円と発表した。
「凄い馬ですよ。
朝日杯FSを勝って2歳チャンピオンになって3歳でダービー、4歳で
有馬記念、5歳で
天皇賞・秋と
ジャパンC。全部、勝ちましたから。人気あるでしょうね」と次のステージでの活躍に期待を寄せ、種牡馬としてのセールスポイントを問われると「いっぱいありますよ。どの距離でも強いし、仕上がりが早くて成長力もある。スピードもあって求められるものが全部ありますよね」とアピールしていた。
スポニチ