近年は年男ジョッキーの活躍が目立つ。21年は
川田将雅騎手と
矢作芳人調教師の年男コンビはBCフィリー&メアターフ(米G1)や
香港C(香G1)を制した。さらに23年は
吉田豊騎手が世界最高賞金額レースのサウジC(沙G1)を勝ち、昨年は
岩田望来騎手が悲願の
JRA・GI初制覇を果たした。
では、25年は誰がブレイクを果たすのか。89年生まれでは
三浦皇成騎手に注目したい。08年にデビューして
JRA通算1079勝。重賞は22勝。誰もが認める関東のトップジョッキーの一人だ。地方のJpnIは3勝しているが、
JRAのGIはまだ未勝利。14年の
NHKマイルCの
タガノブルグ、同じく
安田記念の
グランプリボスの2着が最高着順となっている。25年こそは悲願達成となるか。まずはGIを意識できるパートナーとの出合いがあることを願いたい。
もう1人、01年生まれでは
斎藤新騎手に期待したい。19年にデビューして
JRA通算206勝。重賞は6勝を挙げているが、GIは11戦して未勝利。23年の
オークスの
ドゥーラでの3着がキャリアハイとなっている。毎年の勝ち鞍は30勝前後で推移。安定しているが、もうひと皮むければ…という印象があるのも事実だ。同期の
岩田望来騎手や
団野大成騎手、
菅原明良騎手に負けじと、25年こそは大ブレイクといきたい。
※年男一覧
01年生まれ
2月4日…
亀田温心騎手2月9日…
斎藤新騎手2月20日…
小林凌大騎手3月12日…
菅原明良騎手9月3日…
角田大和騎手9月12日…
秋山稔樹騎手11月18日…
小林脩斗騎手12月18日…
泉谷楓真騎手89年生まれ
1月20日…
草野太郎騎手3月12日…
宮崎北斗騎手12月19日…
三浦皇成騎手77年生まれ
6月18日…
柴田大知騎手6月23日…
和田竜二騎手9月26日…
古川吉洋騎手