21年、22年の
阪神大賞典の連覇など重賞4勝を挙げた
ディープボンド(牡7、栗東・
大久保龍志厩舎)が、25日付で
JRAの競走馬登録を抹消された。今後は京都競馬場で乗馬となる予定。
JRAが同日発表した。
同馬はは父
キズナ、
母ゼフィランサス、母の
父キングヘイローの血統。母は
JRAで3勝。いとこの
ローレルゲレイロは09年の
高松宮記念と
スプリンターズSなど、重賞を4勝している。
19年10月に京都競馬場でデビュー。2戦目で初勝利を挙げると、クラシック戦線へ駒を進める。初戦の
皐月賞では10着だったものの、
京都新聞杯で重賞初制覇を達成。その後は
日本ダービー5着、
菊花賞4着と世代上位の力を見せる。古馬になって以降は長距離GI戦線で活躍し、
阪神大賞典連覇、フォワ賞を制し
凱旋門賞への参戦、
天皇賞(春)で4年連続馬券圏内に好走など7歳まで息の長い活躍を見せた。
GIタイトルには惜しくも届かなかったものの、獲得賞金は
JRAのGI未勝利馬で歴代トップとなる7億6781万5800円(海外含む)。先日の
有馬記念13着がラストランとなった。通算成績は31戦5勝(うち重賞4勝)。
(
JRAのホームページより)