今年限りで現役を引退するG1・5勝馬
ドウデュース(牡5歳、栗東・友道)が25日、種牡馬入りする北海道安平町の社台スタリオン
ステーション(SS)に向かうため、滋賀県の栗東トレーニングセンターを退厩した。
ドウデュースを所有する株式会社キー
ファーズの松島正昭オーナー(66)も、愛馬の退厩を感無量の様子で見届けた。「本当に感謝しかない。楽しい3年半でした。こんな馬、一生に一回会えるか分からない」とゆっくりと言葉を紡いだ。順調ならば産駒は28年にデビュー予定。「我々の夢である
武豊とパリ・ロンシャンで日の丸を掲げたい。それを目標にして
ドウデュースの子どもでもきょうだいでも、もう一回ダービーをつかみたい」。オーナーの夢である“
武豊の
凱旋門賞制覇”へ向け決意を新たにした。
提供:デイリースポーツ