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フェリ(26日・吉田)
昇級戦は12着と結果を残せなかった
フェリ(牝4歳、栗東・佐々木)。本日の栗東坂路では4F52秒0-12秒1(仕掛け)を余力十分の手応えでマーク。立て直した効果は大きく、いきなりから動ける仕上がりだ。これまでの戦績からすれば時計の出やすい砂質で好走しており、前が速くなりそうな展開なら少し頭に覚えておきたい。
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ハヤテノフクノスケ(26日・城谷)
菊花賞8着後、放牧に出されていた
ハヤテノフクノスケ(牡3歳、栗東・中村)が、帰厩して初の本格的な追い切りを栗東CWで消化。前半から力んでしまった先行馬にペースを惑わされることもなく、リズム良く進むと、直線は外へ持ち出し楽々と先着。後ろからビッシリと攻めた僚馬に抜かれる形になったが、それでもペースを乱さず、集中した走りを披露した。6F79秒5-36秒3-11秒3(馬なり)と速い時計になったが、しっかりと折り合えており、ラストの推進力も前回以上。馬体もひと回り大きくなっており、期待通りの成長を遂げている。無理に目標を定めず、じっくりと仕上げていってほしい。
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ジョーローリット(26日・森田)
先週のりんくうSではまさかのしんがり負けを喫した
ジョーローリット(牝3歳、栗東・中竹)だが、佐々木厩務員いわく「直線は前が壁になり何もできなかったからね」と敗因は明白。「砂をかぶっても全く問題なかった。もまれる競馬ができたし脚質に幅が出た」と収穫はあったようで、この敗戦は今後の糧になりそうだ。次走は
ジャニュアリーS(1月19日・中山、ダート1200m)の予定。スムーズな競馬で巻き返しを期待したい。
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テーオーパスワード(26日・河西)
今年の
ケンタッキーダービーで5着と健闘した
テーオーパスワード(牡3歳、栗東・高柳大)が栗東CWで6F80秒1-11秒0(一杯)をマーク。鞍上の
ゴーサインで一気に併走馬を突き離し、ラストもスパッと切れた。いつでも復帰できる状態にある。
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クイーンズウォーク(26日・紺谷)
クイーンズウォーク(牝3歳、栗東・中内田)が調教師を背に栗東坂路で単走追い。4F55秒4-39秒9-12秒9(馬なり)をマークした。終始
リラックスムードでスイスイと登坂。来年も重賞戦線で活躍してくれるだろう。
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ダノンタッチダウン(26日・石渡)
昨年の
東京新聞杯以来、休養していた
ダノンタッチダウン(牡4歳、美浦・堀)は転厩して本日、美浦坂路を登坂。休養が長引いた分、まだ馬体に余裕は残っているものの、力感のあるフットワークは好印象。今後の動向に注目したい。
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サスツルギ(26日・澤田)
万葉S(1月6日・中京、芝3000m)を松山で予定している
サスツルギ(牡4歳、美浦・木村)。太田助手は「骨折の長期休養明けとなりますが、しっかり乗り込んできた。ただ、右へ張る面が強くなっており、体の
バランスが整いきっていない。レースまで矯正していきたいが、左回りの方が右へ張るのがマイルドになるのでいいかと思います」と状態を説明。4月の大阪-ハンブルクCで5着に敗れて以来、9カ月ぶりの実戦となるが、左回りの中京ならいきなり勝ち負けになっても不思議ではない。
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提供:デイリースポーツ