今年の
中山大障害など障害と平地の重賞合わせて4勝を手にした
ニシノデイジー(牡8、美浦・
高木登厩舎)が、26日付で
JRAの競走馬登録を抹消された。今後は北海道沙流郡日高町の西山牧場で種牡馬となる予定。
JRAが同日、ホームページで発表した。
ニシノデイジーは父
ハービンジャー、
母ニシノヒナギク、母の
父アグネスタキオンの血統。18年に函館の新馬戦で2着デビューすると、2戦目で勝ち上がり。
札幌2歳S、東京スポーツ杯2歳S(当時GIII)と重賞連勝を果たし、初のGI挑戦となった
ホープフルSでも3着に好走した。
翌年はクラシック路線に挑むも結果が出ず、苦しい時期を過ごしたが、22年に障害に転向して再び開花。転向後4戦目となった
中山大障害で障害GI・9勝の名馬
オジュウチョウサンを破って初の
ビッグタイトルを獲得した。今年の同レースも制して障害GI・2勝目を飾ったが、レース後に引退が報じられていた。通算成績32戦6勝(うち障害GI・2勝)
(
JRAのホームページより)