有馬記念2着を最後に現役を引退した21年ダービー馬
シャフリヤール(牡6歳・栗東・藤原)が26日朝、栗東トレセンを退厩した。ダービーで手綱を取った福永師らが見守るなか、馬運車に乗り込み、種牡馬生活を送る北海道安平町の社台スタリオン
ステーションへと旅立った。
顔をなでながら、ねぎらいの言葉をかけた福永師は「無事に種牡馬入りできて良かったです。
コントレイルと一緒で、
ディープインパクトの特徴を多く受け継いだ馬でした。これから種牡馬としての活躍も期待しています」とエールを送った。
管理した藤原師は「長い間、実績と経験を積んで、スタリオンという素晴らしいゴールにたどり着いてくれた。種牡馬というのは血統はもちろん、精神力が大きい。
シャフリヤールは総合力が高いし、そこにプラスして精神力がずばぬけている。きっといい子を出すと思う」と種牡馬としての成功を期待していた。
提供:デイリースポーツ