21年の
全日本2歳優駿など、ダートマイル路線で活躍した
ドライスタウト(牡5、栗東・
牧浦充徳厩舎)が27日、
JRAの競走馬登録を抹消された。今後は北海道沙流郡日高町のブ
リーダーズ・スタリオン・
ステーションで種牡馬となる予定。
JRAが27日、ホームページで発表した。
同馬は
父シニスターミニスター、
母マストバイアイテム、母の
父アフリートの血統。半兄ヨハンは
中央競馬のオープンや南関東A級で活躍し、半弟の
サンライズフレイムは今年の
根岸Sで3着に入っている。
21年9月にデビュー勝ちを収め、続くオキザリス賞では5馬身差の圧勝を飾る。圧倒的1番人気を背負い出走した
全日本2歳優駿では、最後1ハロン11.8秒の驚異的な切れ味を見せ、2馬身半差の完勝で砂の2歳王者に輝いた。23年には
テレ玉杯オーバルスプリント、
武蔵野Sと2つのタイトルをつかんだが、5歳初戦の
根岸Sを前に屈腱炎を発症して長期休養。その後、復帰を目指していたが、再びの屈腱炎により引退することとなった。通算成績は10戦6勝(うち重賞3勝)。
(
JRAのホームページより)