JRA史上最少馬体重勝利を記録し、
菊花賞5着、
阪神大賞典5着と活躍した
メロディーレーン(牝8歳)が27日早朝、岡田スタッドに到着した。
同馬は新ひだか町の岡田スタッドで三冠馬
オルフェーヴルと英国産で
JRA5勝
メーヴェ(
父Motivator)との間に産声をあげている。
栗東の
森田直行厩舎に所属し、2歳10月に336kgの馬体重でデビューし、デビュー10戦目となる芝2400m戦を馬体重340kgで初勝利。同年9月に阪神競馬3歳以上1勝クラス芝2600m戦をを勝ち上がったときは338kg。
JRAの1着馬としては
JRA史上最少馬体重だったがレコード勝ち。続く
菊花賞では同世代牡馬に混じって5着と健闘した。
前走
メトロポリタンS7着後、右前脚の深屈腱付近を傷めていることが判明。それを受けて12月25日に競走馬登録を抹消。繁殖馬となることが決まったという。通算成績は36戦4勝3着4回。
岡田スタッドでは「この馬の頑張りには本当に頭が下がる思いだが、頑張ることが出来たのは、森田厩舎の方々が大切にしてくれたおかげ。配合種牡馬については慎重に考えたい」と来るべき配合シーズンに向けて意を新たにした。