武豊騎手が30日、KEIRIN
グランプリが行われる静岡競輪場に来場。トークショーを行った。
ホープフルSで14着に終わり
JRA平地GI・24レース完全制覇は2025年以降にお預けとなったが、「
有馬記念も出走できずに終わってしまったんで残念でしたけど、今年は
ドウデュースで
天皇賞(秋)、
ジャパンカップとふたつ勝てたことがすごくすごく嬉しかったですね。もう騎乗できない寂しさもあるんですけど、
ドウデュースが無事に引退をすることができて本当に良かったなと思いました」と今年を振り返った。
来年には56歳になる
武豊騎手。「
柴田善臣さんが僕の2つ上なんですけど、1つ上の
横山典弘さんは今年ダービーを勝ちましたからね。おじさん頑張ってますよ。しぶとく(笑)。新人の子とか、もう18とか19なんでね、親より僕の方が上ですから、 ほんと大変ですよ。でも上手な子も多いし、日本のジョッキーのレベルもすごい高いと感じていますね。日本の競馬自体がもう世界で大活躍してるんですけど、どんどん海外に出て活躍するジョッキーが出てほしいなと思います」。
競輪について話を振られると「最初は作家の伊集院静さんに連れて行っていただいて、そこから色々教えてもらいました。なんて面白いんだと思って。レースは見てて勉強になります。あとはファン心理を感じることができるので、しっかりレースをしなきゃという気持ちにはなりますね。車券は競馬より当たりやすいと思いますが、今日のKEIRIN
グランプリは人気が割れていますね」とKEIRIN
グランプリの予想について頭を悩ませていた。
25年については「
ドウデュースというパートナーが引退になったので、やっぱりそういう馬とまた出会えたらいいなと思いますし、そういう馬を作ってコンビを組んでダービーとかいきたいですね。今年一年、競馬の方でも応援していただいて、本当ありがとうございました。また、1月5日から
金杯に乗りますので、 そちらの方もぜひ応援してください。来年もいっぱい勝ちたいと思いますので、競馬の方もよろしくお願いします」と締めくくった。