待望の復活なるか。
コレペティトール(牡5、栗東・
中竹和也厩舎)が、
京都金杯(4歳上・GIII・芝1600m)で史上2頭目の連覇を狙う。
コレペティトールは父
ジャスタウェイ、
母ベガスナイト、母の
父コロナドズクエストの血統。母は
JRAで3勝。半兄の
アメリカズカップは17年の
きさらぎ賞の覇者。同じく
キングオブドラゴンは芝の中長距離で活躍し、23年の
日経新春杯で2着だった。
ここまで15戦5勝。23年12月の
元町Sを制してオープン入り。続く
京都金杯は8番人気の低評価だったが、中団から鮮やかな差し切り。2番枠を味方に終始内々で運び、重賞初制覇を果たした。その後は5戦して前々走の
カシオペアSの6着が最高着順だが、思い出のレースで復活といきたいところだ。
これまで
京都金杯を連覇した馬は01〜02年の
ダイタクリーヴァの1頭のみ。そして前年の覇者が参戦するのは、15年の
エキストラエンド(2着)以来、10年ぶりとなる。鞍上は厩舎所属で2年目の
柴田裕一郎騎手。若武者を背に史上2頭目の連覇を果たし、今後の飛躍につなげたい。