今年の
中央競馬のリーディングジョッキーは176勝(うち重賞12勝)を挙げたC・
ルメール騎手(45)=栗東・フリー=が7度目の獲得。
最高勝率騎手、
最多賞金獲得騎手と合わせて3冠に輝き、18年以来2回目の「騎手大賞」を受賞した。
今年は3月末のドバイ遠征時に落馬負傷した影響で約1カ月間の休養はあったが、コンスタントに勝ち星を積み重ねた。ルメールは「アップダウンがあった年になりましたが、多くのファンのおかげで毎週勝つことができました」と振り返りつつ、「亡くなったジョッキーのことを考えることがあります。ジョッキーの仕事はすごく大変で、毎週毎週気をつけなくてはと思っています。改めてファンの応援には感謝しています」と話した。
なお、リーディングトレーナーには年間55勝(うち重賞1勝)を挙げた
矢作芳人調教師(63)=栗東=が輝いた。「海外遠征や地方交流競走などにも力を入れているなか、根幹であるJRA単体でリーディングを獲れたことは本当に大きな喜びです。頑張ってくれた馬やスタッフを誇りに思います」とコメントした。
提供:デイリースポーツ