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【京都金杯展望】波乱必至のハンデ戦は前走の負け方がカギ

  • 2025年01月03日(金) 06時00分
 21年から23年までは中京で行われたが、昨年は京都開催。しかし、再び中京での開催となる。ここではコース的なアプローチよりもローテーションなどどちらのコースでもあまり変わらない傾向を探したいところだ。

1.前走GI組に妙味無し

 過去10回、前走でGIを走った馬は[1-4-2-22]で複勝率は24.1%あるが、回収率は単勝が6%、複勝も48%しかない。昨年はセルバーグマテンロウオリオンが出走し、13着と16着。これらは人気薄だったが、20年1番人気17着のカテドラル、19年2番人気7着のサラキア、3番人気8着のカツジ、16年1番人気10着のトーセンスターダム、15年1番人気5着のグランデッツァなど、前走GI組は人気を裏切るケースも多いので、妙味という面で切った方がおいしい。

2.前走6-9着に妙味あり

 前走着順を見ていくと、前走6-9着の馬が[3-4-2-30]で単勝回収率164%、複勝回収率も110%と好成績。前走5着の馬も[2-2-1-9]で複勝率35.7%、複勝回収率も97%と悪くない。ハンデ戦だけにこの辺りがおいしい狙い目となる。

3.穴をあけるなら距離延長

 ローテーション的に距離延長、短縮、同距離全てあまり率は変わらないが、回収率では距離延長に妙味がある。21年のケイデンスコール(1着・単勝4330円)をはじめ、20年のボンセルヴィーソ(3着・複勝1100円)、16年のテイエムタイホー(1020円)などが好走して穴をあけている。

 セルバーグを狙いたい。23年中京記念の覇者で、中京芝1600mで行われる今回はこの馬にとっては歓迎材料。前走がスワンSで8着、今回が距離延長で狙い目でもある。2走前は京成杯AHで4着と悪くない成績で、条件が揃った今回が狙い目だろう。

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