無傷の3連勝で
ホープフルSを制した
クロワデュノールが29日、栗東トレセンで元気な姿を見せた。中山競馬場を出発し、トレセンに到着したのは深夜1時30分。間宮助手は「カイバも全部きれいに食べています。急仕上げになった前走より楽そう。というより、今までで一番楽だったのかなという感じです」とケロッとしている愛馬の
タフネスぶりに目を細めた。
4コーナーから早めにまくり最後は後続を2馬身差突き放して圧勝したレースぶりについては「北村(友)が馬の力を信じてうまく乗ってくれました。もともと感情の起伏が大きい方じゃないから、(涙を見て)思い詰めてるんやろなと。本人にとっても良かったです」と20年
有馬記念(
クロノジェネシス)以来、4年ぶりのG1制覇を成し遂げた鞍上をたたえた。
「外からまくられても引っ掛かるところがなかったし、距離が延びてもいいと思いますね」と来年のクラシックでの活躍を期待しつつ、「まだ線が細くてキ甲の周りにも肉が付き切っていないですからね。成長の余地もあります」とさらなる成長を楽しみにしていた。
提供:デイリースポーツ