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【中山金杯】来年5歳の牝馬シンリョクカ 飛躍の25年へ! 竹内師「躍動感増している」

スポニチ
  • 2024年12月30日(月) 05時30分
 25年の中央競馬は1月5日に中山、中京で開幕する。新春恒例のスポニチ賞京都金杯中山金杯でオープニングを飾る。9月新潟記念で重賞初制覇を飾ったシンリョクカ中山金杯で始動。春のG1戦線を見据え、中山芝2000メートルから新たな一歩を踏み出す。

 来年5歳を迎えるシンリョクカがさらなる飛躍を誓って新年初戦を迎える。今年は頑張った。夏の新潟記念で悲願の重賞初制覇。続くエリザベス女王杯も好位から粘りに粘って4着。竹内師は「力を出し切ってくれました。内に押し込められ加減の場面もあったけど、最後までよく頑張ってくれた」と愛馬をたたえる。

 2歳の阪神JF(2着)で3冠牝馬リバティアイランドに続いた素質馬。クラシックは桜花賞6着、オークスも5着と頑張り、着実に力をつけてきた。前走後は有馬記念も視野に入れていたが、出走が厳しいと見るや、目標を切り替えた。25日の1週前追い切りに騎乗した同師は「有馬は(賞金順で)早めに使えなさそうと分かったので、金杯を目標に順調にきています。馬の方もやるたびに躍動感が増しています」と体調の良さを実感している。

 25年初戦は新潟記念と同じ2000メートル。中山は3月中山牝馬S(3着)以来の出走になる。指揮官は「1800〜2200メートルぐらいが一番合う。中山牝馬Sの時は3〜4角で内の芝の悪い部分を通った時に脚が鈍ったけど、最後は盛り返していた。コースも合うので楽しみ」と重賞2勝目、G1舞台への再進出を見据えている。

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