25年の
中央競馬は1月5日に中山、中京で開幕する。新春恒例の
スポニチ賞京都金杯、
中山金杯でオープニングを飾る。9月
新潟記念で重賞初制覇を飾った
シンリョクカは
中山金杯で始動。春のG1戦線を見据え、中山芝2000メートルから新たな一歩を踏み出す。
来年5歳を迎える
シンリョクカがさらなる飛躍を誓って新年初戦を迎える。今年は頑張った。夏の
新潟記念で悲願の重賞初制覇。続く
エリザベス女王杯も好位から粘りに粘って4着。竹内師は「力を出し切ってくれました。内に押し込められ加減の場面もあったけど、最後までよく頑張ってくれた」と愛馬をたたえる。
2歳の阪神JF(2着)で3冠牝馬
リバティアイランドに続いた素質馬。クラシックは
桜花賞6着、
オークスも5着と頑張り、着実に力をつけてきた。前走後は
有馬記念も視野に入れていたが、出走が厳しいと見るや、目標を切り替えた。25日の1週前追い切りに騎乗した同師は「有馬は(賞金順で)早めに使えなさそうと分かったので、
金杯を目標に順調にきています。馬の方もやるたびに躍動感が増しています」と体調の良さを実感している。
25年初戦は
新潟記念と同じ2000メートル。中山は3月
中山牝馬S(3着)以来の出走になる。指揮官は「1800〜2200メートルぐらいが一番合う。
中山牝馬Sの時は3〜4角で内の芝の悪い部分を通った時に脚が鈍ったけど、最後は盛り返していた。コースも合うので楽しみ」と重賞2勝目、G1舞台への再進出を見据えている。
スポニチ