◆第63回京都金杯・G3(1月5日、中京競馬場・芝1600メートル)＝12月30日、美浦トレセン

　前走のオーロCは15番人気で勝利。3連単192万8580円の大波乱を演出したゴールデンシロップ(牡6歳、美浦・鈴木慎太郎厩舎、父ハヴァナゴールド)が、重賞でも大駆けを狙っている。

　5月の安土城Sが転厩初戦。前走は約3年ぶりの勝利となったが、鈴木慎太郎調教師は「久々の勝利だったけど、やれる手応えは常にあったので驚きはなかったです」と冷静に振り返る。

　今回と同じ舞台だった2走前のポートアイランドSは11着に敗れているが「あの時は気性の部分が大きかった」と敗因を分析。続けて指揮官は「距離は違いますが、コース形態が似ている東京で走れているので、舞台は問題ない。今回も乗り方ひとつでやれる」と前走がフロックでないことを証明する構えだ。

スポーツ報知