東京大賞典を制したフォーエバーヤング(牡3＝矢作、父リアルスティール)は激闘から一夜明けた30日、厩舎で静養した。午前0時30分に栗東トレセンに到着。渋田助手は「ダートで激しい競馬になると普通は擦り傷とかがあるけど、びっくりするぐらい無傷」と報告した。

　レース当日を振り返り「(大井競馬場の)馬房に入ってからは戦闘モード。体を触らせなかった。鬼のようでした」と言う。レース直後はニンジンしか食べず、「輸送車のモニターで見ていても、国内戦では初めて疲れた様子を見せていました。こういうことはケンタッキーダービー以来」と明かす。ただし「(1時間後の)午後6時半ごろからちゃんと食べ始めて、最後は完璧に食べていました」と元気を取り戻した。来春は中東遠征を視野に入れている。海外の猛者を蹴散らし、真のダート王に君臨する。

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