中山金杯のV候補
ホウオウビスケッツが美浦Wコースで併せ馬を行った。大きく離れた
アイオリア(3歳未勝利)を追走。直線を向いたところで内から並びかけると、抜群の手応えで馬なりのまま半馬身先着した。時計は5F67秒3〜1F12秒0。
奥村武師は「十分すぎる」と納得の表情を見せた。
有馬記念は無念の除外。その分完成度は高く、同師は「(主戦の)岩田(康)さんと相談して、いろいろな選択肢がある中で中山2000メートルの方が乗りやすいと」と照準を定めた。
昨年7月
函館記念で重賞初制覇。その後は徹底した逃げ
スタイルを磨き上げ、
毎日王冠2着、
天皇賞・秋は
ドウデュース相手に0秒3差3着と健闘した。
能力はG1級。今回はトップハンデの59・5キロを背負うが、師は「もっと重くすれば良かったと思われるような競馬をしたい」と
ファイティングポーズを取った。
スポニチ