昨年、重賞2勝を含む16勝をマークした女性騎手レイチェル・キング(34)が3日、2年連続となる短期免許を取得した。この日、美浦トレセンを訪れ、調教にもまたがった。2度目の短期免許取得に「1回目より自信を持っていますし、アットホームな感じもしています。昨年は結果を出すことができたので、今回は次のステップを踏めるように」と力を込める。

　京都金杯ではいきなり重賞Vの好機到来。昨年東京新聞杯を制したサクラトゥジュールと再コンビ結成で挑む。鞍上は「重賞を勝っている馬ですし、いい経験ができた馬に騎乗できるのは楽しみ」と意気込む。今年の目標は昨年を超える勝利数。「昨年は素晴らしい結果を残すことができたので、難しいことかもしれないですが、さらに良い結果を出すことができれば。一つでも多く勝てるように騎乗したい」。日曜は中京で6鞍、月曜は中山で3鞍に騎乗する。今年の冬も勝利に貪欲な巧腕が日本競馬を沸かせる。

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