スマートフォン版へ

【中山金杯】“年男”菅原明が誓う!ラーグルフで初笑いからのキャリアハイ

スポニチ
  • 2025年01月04日(土) 05時30分
 新年は巳(み)年生まれの年男に注目だ。01年生まれの菅原明良(23)は昨年宝塚記念でG1初制覇。今年はさらなる飛躍を目指し、中山金杯で好スタートを決める。コンビを組む一昨年の勝ち馬ラーグルフを管理する宗像義忠師(70)は3月に定年引退を迎える。調教師生活最後となる金杯で勝利を贈る。

 年が明けデビュー7年目を迎える菅原明は年男。巳年生まれの若武者は泰然自若の姿勢を貫く。「(年男について)これといって特に意識することはありませんよ」。21年から3年連続でJRA通算70勝以上の勝利を積み重ねていたが昨年は60勝にとどまった。「今年はキャリアハイを目指していきたい。普段からどのレースでも結果を出さないといけないですし、そうしないと大きなレースにも乗せてもらえない」と真っすぐなまなざしで決意を口にした。

 昨年は大きく飛躍した。6月東京でJRA通算300勝を達成。サマーグランプリ宝塚記念では雨中の激戦を制しG1ジョッキーの仲間入りを果たした。「濃い一年だった。(G1を勝ったが)気持ちに大きな変化はないですし結果には満足はしていないです」と謙虚な姿勢を崩さない。

 初の海外遠征を経験し、さらなる飛躍を誓う。オーストラリア、米国、香港と海を越え一線級としのぎを削ったことが自身の今後の糧に。「4回も行けたことは貴重な経験になった。それを踏まえて、これからも積み重ねが大事かなと思っています」と力強く語った。

 中山金杯は一昨年の中山記念で2着に導いたラーグルフと再コンビを組む。鞍上は「中山は合うと思うし、いいイメージがあります」と意気込んだ。管理する宗像師は定年のため3月4日に引退を迎える。最後の金杯を前に「復活ののろしを上げてほしい。(菅原明も)年男らしいですから、あやかりたいですね」と指揮官。一昨年の当レース覇者に課されたハンデは57・5キロ。「58キロかなと思っていたけれど、(0・5キロ減は)サービスなのかな。最後なのでね」とジョークを飛ばす。縁起がいい年男が新春の中山にビッグなお年玉を運び込む。

 《Wコース単走で軽快》3日朝、ラーグルフはWコースを単走。軽快に駆け抜け、1F12秒3(全体5F70秒3)でフィニッシュした。宗像師は「年末(12月31日)に追い切って気持ちがシャキッとしてきた。今日も元気な様子で活気がありましたよ」と手応えを口にした。

スポニチ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す