1月5日(日)は中山・中京の2場開催。4日正午の馬場状態は2場ともに芝・ダート良。5日の天気は中山が晴れ時々曇り、中京が晴れのち曇りの予報となっている。

■中山金杯は59.5kgを背負うホウオウビスケッツが押し切るか
　中山11Rは芝2000mの中山金杯(GIII)。ホウオウビスケッツは強敵相手でも常に堅実に走り、前走の天皇賞(秋)ではドウデュースなど強敵相手に3着。多数のGI馬に先着していて確実に力を付けている。ここは59.5kgの斤量との戦いになりそうだが、それでも最も優勝に近い存在だろう。対するは中山3戦3勝のクリスマスパレード、復調著しいシンリョクカなど。

■京都金杯でウォーターリヒトが重賞初制覇を狙う
　中京11Rは芝1600mの京都金杯(GIII)。ウォーターリヒトは鋭い決め手を発揮して3勝クラス、前走のキャピタルSを連勝。春はGI戦線で戦っていて、その経験も生きているようだ。このメンバー相手なら重賞制覇も十分。対するは強敵相手でも堅実なドゥアイズ、前走は直線で狭くなったフィールシンパシーなど。

■ジュニアCでモンドデラモーレが2勝目を狙う
　中山10Rは芝1600mのジュニアC(L)。モンドデラモーレはハイレベルだった札幌2歳Sで4着。このメンバー相手なら力上位と言え、上位争いが期待できそうだ。対するは初戦が強かったサートゥルナーリア産駒のファンダム、キャリアが豊富なシンフォーエバーなど。

■招福Sでケンタッキーダービー5着のテーオーパスワードが復帰
　中山9Rはダート1800mの招福S(3勝)。新馬・伏竜Sと連勝して臨んだケンタッキーダービーで5着と健闘した、テーオーパスワードがここで8カ月ぶりに復帰。骨折明けになるが順調に乗り込まれ、いきなりの好走が期待される。対するは1勝クラス・2勝クラスと連勝のグロッシェンなど。

■中山3Rの新馬戦でシュンドルボンの半弟ヴァルトバーデンなどがデビュー
　中山3Rはダ1800mの新馬戦。半姉に16年中山牝馬Sを勝ったシュンドルボン(父ハーツクライ)がいる、ディープブリランテ産駒のヴァルトバーデンが宮崎北斗騎手でデビューする。

■中山6Rの新馬戦でメジャーエンブレムの仔カレラエンブレマなどがデビュー
　中山6Rは芝2000mの新馬戦。16年NHKマイルCなどGI2勝を含む重賞3勝を挙げたメジャーエンブレムの仔でサートゥルナーリア産駒のカレラエンブレマがT.マーカンド騎手でデビューする。他にも重賞勝ち馬のきょうだいなどがここでデビューする。

・半姉に21年ダービー卿CTなど、重賞3勝を挙げたテルツェット(父ディープインパクト)がいる、キタサンブラック産駒のノクターンが横山武史騎手でデビューする。
・半兄に23年ニュージーランドTを勝ったエエヤン(父シルバーステート)、半兄に14年京成杯を勝ったプレイアンドリアル(父デュランダル)がいる、アドマイヤマーズ産駒のミクニインスパイアが佐々木大輔騎手でデビューする。
・12年フェアリーSを勝ったトーセンベニザクラの仔でマクマホン産駒のトーセンリバーブが菊沢一樹騎手でデビューする。

■中京4Rの新馬戦でローブティサージュの半弟カーボナード、デルマルーヴルの半弟ビービーバザークなどがデビュー
　中京4Rはダ1800mの新馬戦。半姉に12年阪神JFなど、重賞2勝を挙げたローブティサージュ(父ウォーエンブレム)がいる、サトノダイヤモンド産駒のカーボナードが幸英明騎手でデビューする。また、半兄に19年名古屋グランプリなど、重賞2勝を挙げたデルマルーヴル(父パイロ)がいる、シニスターミニスター産駒のビービーバザークが浜中俊騎手でデビューする。

■中京5Rの新馬戦でセレクトセール1億5000万円のソルデマジョなどがデビュー
　中京5Rは芝2000mの新馬戦。ここで高額馬や重賞勝ち馬などの仔やきょうだいがデビューする。
・セレクトセール当歳1億5000万円(税抜き)でドゥラメンテ産駒のソルデマジョが団野大成騎手でデビューする。
・18年ローズSなど、重賞2勝を挙げたカンタービレの仔でブリックスアンドモルタル産駒のミュージシャンが西村淳也騎手でデビューする。
・セレクトセール1歳6400万円(税抜き)、半兄に24年ニュージーランドTを勝ったエコロブルーム(父ダイワメジャー)、半兄に21年きさらぎ賞を勝ったラーゴム(父オルフェーヴル)がいる、サートゥルナーリア産駒のトロピカルレインがA.ルメートル騎手でデビューする。

■節目の勝利までわずか
・池添謙一騎手はJRA通算1400勝まであと1勝、中山で4鞍に騎乗。
・西村淳也騎手はJRA通算400勝まであと2勝、中京で8鞍に騎乗。

■津村明秀騎手のバースデー
　5日は津村明秀騎手の39歳のバースデー。当日は中山で4鞍に騎乗する。