1月5日の中山6R・3歳新馬(芝2000メートル=18頭立て)は、半姉に重賞3勝の
テルツェットがいる1番人気の
ノクターン(牝3歳、美浦・
木村哲也厩舎、父
キタサンブラック)が、坂を上ったところで前2頭を捕らえ、デビュー戦を完勝した。勝ち時計は2分1秒9(良)。
良血馬が新年の中山で白星発進を決めた。
横山武史騎手は「素晴らしい馬が素晴らしい勝ち方をしてくれた」と絶賛。レースでは、まずまずのスタートから序盤は中団。向こう正面で外に持ち出して徐々に進出を開始すると、中山の急坂でも勢いは衰えずに最後は2着に2馬身差をつけた。「返し馬や担当者の話からも緩さはありました」と鞍上は課題も挙げたが「新馬向きではないなかで勝てたのは能力の高さ。先々まで楽しみですね」と能力の高さを評価した。
木村哲也調教師は「反省点は多い。しっかりいい走りができるようにしていきたい」と期待の高さがうかがえる厳しめの
ジャッジだった。
スポーツ報知