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月曜の注目激走馬3選…好調のキング騎手は人気薄でも狙いたい

スポーツ報知
  • 2025年01月06日(月) 07時30分
★中山1R・3歳未勝利の馬トク激走馬=ガンハンマー

 デビューから2戦は芝に投入されてきたが、(5)(3)着と切れ味に欠けるタイプ。420キロ台の小柄なタイプとはいえ、リアルスティール産駒は国内のダート路線で無敗を誇るフォーエバーヤングのようにダートで覚醒した馬も少なくない。

 この馬をピックアップしたポイントは「好枠引き期待大」「上位騎手騎乗」の2点。小柄な馬体で初めてのダートを考えると砂を被りにくい外枠15番(16頭立て)に入ったのは非常に大きい。

 さらにキング騎手に乗り替わる点も大きい。1月から短期免許で来日したばかりだが、さっそく5日の京都金杯ではトップハンデを背負った6番人気のサクラトゥジュールを勝利に導いた。昨年も旋風を巻き起こした「キング姐さん」は今年も健在だ。

★中山4R・4歳上1勝クラスの馬トク激走馬=ペイシャスウィフト

 未勝利脱出に9戦を要したダノンレジェンド産駒は休み明けを挟んだ昇級初戦で13着に終わったが、叩き2戦目で0秒3差の4着に好走。牝馬ながら490キロ台の恵まれた馬体の持ち主でようやく体を使いこなせるようになってきた。

 今回は斤量が1キロ増量になる点が不安視されかねないが、52キロを背負った前走は牝馬限定戦で最も背負った馬が56キロ。今回は牡馬混合になるとはいえ、56〜58キロを背負う馬がほとんどで、55キロを背負う2頭は実績面で見劣るため、斤量面での優位は計り知れない。

 激走馬に選ばれた理由として「斤量補正で浮上」が要因のひとつになっている。さらには好調騎手を表す炎マーク(バイタルジョッキー)を持つ長浜騎手とのコンビ。早速初日から9番人気で勝ち星を挙げた2年目の若武者に期待したい。

★中京10R・寿ステークスの馬トク激走馬=ナムラフッカー

 11月16日の1勝クラスを勝ち上がったばかりだが、その前走はスローペースの瞬発力勝負にもかかわらず、4角11番手から大外一気の末脚で差し切ってみせた勢いを感じる4歳馬だ。

 2歳時にはデイリー杯2歳SではのちのG1馬ジャンタルマンタルの3着に入るなど素質の片りんを見せていたが、2走前の茶臼山高原特別(1勝クラス)ではのちの菊花賞3着馬アドマイヤテラから2馬身差の2着。対戦相手を比較すればオープンでも通用していいレベルにある。

 今回のポイントは「上位騎手騎乗」と「厩舎有力情報あり」の2点。前者は武豊騎手の継続騎乗で、このコンビでは3戦2勝、2着1回と抜群の相性を誇っている。後者は、厩舎情報と人気傾向を用いて算出した厩舎指数が高い値をマークしたもので、昇級戦でも厩舎サイドの勝負気配が漂ってくる。

スポーツ報知

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