23年覇者の
キタウイングの全妹となる
キタノクニカラ(牝3、美浦・
小島茂之厩舎)が、
フェアリーステークス(3歳牝・GIII・芝1600m)で姉妹制覇を狙う。
キタノクニカラは父
ダノンバラード、
母キタノリツメイ、母の父
アイルハヴアナザーの血統。母は未勝利だが、全姉の
キタウイングは22年の
新潟2歳Sと23年の
フェアリーSの覇者。母のきょうだいには
ストーミーシーや
トキメキ、
カヨウネンカなど、ミル
ファームの活躍馬がズラリと並ぶ。
ここまで5戦1勝。昨年7月の福島の新馬(芝1200m)でデビュー勝ち。2戦目の
新潟2歳Sは8着で姉妹制覇は逃したものの、続くアスター賞で2着に健闘した。その後の2戦が9着、6着なのでアテにはできないが、ここでも立ち回り一つで上位争いできる力はあるだろう。2年前の「再現」となる戴冠があっても驚けない。