武豊騎手が
タイセイカレント(牡3、栗東・
矢作芳人厩舎)で、
シンザン記念(3歳・GIII・芝1600m)の2年ぶり9勝目を狙う。
武豊騎手はこれまで
シンザン記念に30回騎乗。97年の
シーキングザパール、99年の
フサイチエアデール、02年の
タニノギムレット、03年の
サイレントディール、04年の
グレイトジャーニー、05年の
ペールギュント、15年の
グァンチャーレ、23年の
ライトクオンタムで8勝を挙げている。これは重賞に限ると
京都大賞典の9勝に次ぎ、
天皇賞(春)、
弥生賞、
阪神大賞典などと並んで2位タイの数字。GIIIでは最多となる。
今年のパートナーは
タイセイカレントだ。矢作厩舎所属の
モーリス産駒。ここまで3戦1勝。昨年9月に今回と同舞台の新馬を快勝。続く
サウジアラビアRCでも2着に健闘した。前走の
朝日杯FSはブービーの15着に大敗したが、スローペースと大外枠が堪えてのもの。ほぼ参考外といえる一戦で、ここは巻き返したいところだ。
武豊騎手は初騎乗で重賞制覇に導けるか。「
シンザン記念男」の手腕に要注目となる。