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シンザン記念・G3」(13日、中京)
朝日杯FS15着からの巻き返しに燃えているのが
タイセイカレントだ。初の大外枠&多頭数の競馬が影響して大敗を喫したが、サウジアラビアRCで2着に食い込んだように持っているポテンシャルは高い。苦い経験を生かし、春の大一番に向けて初タイトルをつかみ取る。
出世レースを制して再び上昇気流に乗る。
タイセイカレントは、サウジアラビアRC2着から臨んだ前走の朝日杯FSで15着と大敗した。初めての多頭数の競馬で大外枠からの発走。序盤からリズムに乗れずじまいで、ラストも流れ込むだけに終わった。
柿崎助手は「不完全燃焼の競馬でした」と唇をかむ。G1馬
リアルスティールも担当していた同助手は「期待していたんですが、初めての状況で馬が
パニックになってしまいましたね。ただやっぱりいい背中をしているし、ポテンシャルは高いです」とキャリアの浅さが響いたことを指摘しつつ、能力面への変わらぬ信頼を口にする。
レース後は疲れも見せず、ここを目標にすぐに立ち上げ、順調な調整過程を踏んできた。「ゲートも出てくれたのは収穫でしたが、その後は走りのリズムを崩してしまったのでね。今回は折り合いをつける練習を重点的にやってきています」と説明。3日の1週前追いでは栗東CWで6F80秒8-38秒3-12秒6をマーク。年長馬の後ろでじっくりと我慢を利かせて、ラストはきっちりと先着を決めた。
阪神競馬場の改修工事の影響などで、今年は舞台が中京。同助手は「新馬勝ちしている舞台ですからね。そりゃあ、いいでしょう」と期待を込める。追い風を受けてタイトルを獲り、春へと突き進む。
提供:デイリースポーツ