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フェアリーS・G3」(12日、中山)
無傷2連勝でのタイトル奪取を狙う
エリカエクスプレスは8日、栗東坂路を単走で追われた。軽快な脚取りで4F55秒7-40秒1-12秒5をマーク。植山助手は「輸送もあるので、サッとしまいだけ確かめる感じでしたが、良かったと思います。順調に来ていて態勢は整っている感じです。あとは抽選も順調に突破してくれれば」と願った。
初陣は鮮やかな逃げ切りV。主導権を握ると直線に向いても手応えは十分。そのまま後続に2馬身半差をつけて押し切った。「逃げにこだわっているわけではないですが、スピードの違いで前に行きました。控えても競馬はできると思いますし、むしろその方がいいかと思います」と振り返る。初戦の後はじっくり間隔をあけたことで元気いっぱい。出来は前走以上と言っていいだろう。
初の中山コース、そして長距離輸送とクリアすべき課題はあるが、「輸送はやってみないと分からないけど、自分のリズムで走ることができればいいところを見せられるんじゃないかな」と意気込む。出走枠に入りさえすれば、ハイパフォーマンスを発揮する準備は整っている。
提供:デイリースポーツ