◆ララセドラティエ(9日・石渡)

　昨春に入厩し、その後は放牧へ出されていたララセドラティエ(牝3歳、美浦・田中博、父リオンディーズ、母アンジュシャルマン)が本日、美浦坂路で4F59秒4-13秒8をマークした。これが初時計だが、軽やかなフットワークで柔軟性のある走りも好印象。今後の動向に注目したい。

◆ラブミーナッソー(9日・河西)

　本日のゲート試験で目についたのがラブミーナッソー(牝3歳、栗東・宮、父コパノリッキー、母バックアタック)。タイムは12秒5-12秒5-11秒9-14秒0。スムーズな加速力を見せ、脚さばきも軽やかだった。母は南関東の重賞を勝った活躍馬で、初戦から期待したい。

◆ファーングロット(9日・竹村)

　ファーングロット(牡3歳、栗東・上村、父キズナ、母カウアイレーン)がこの日、栗東CWで3頭併せを行った。年長馬2頭を後ろから追い掛けて、ラストまでびっしりと攻める内容だったが、残り1Fからしぶとく脚を持続させて1F11秒5をマーク。昨年の暮れから強度を上げて長めから追い切っているが、やるごとに力強さが増して前向きさも出てきた。半兄は重賞で何度も好勝負を演じたステイフーリッシュ。血統的にも先々まで楽しみな一頭だ。

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提供：デイリースポーツ