「
フェアリーS・G3」(12日、中山)
2勝馬の
ジャルディニエは9日、初コンビの斎藤を背に、栗東DPで
ハイランドリンクス(5歳2勝クラス)を大きく追走。直線で馬なりのまま内から並び掛けると、最後まで余力十分に併入した。
2週続けて感触を確かめた鞍上は「乗り味が良く、ポテンシャルを感じます。状態はいいと思います」と好感触を伝える。その上で「気難しいと聞いていましたが、厩舎がうまくメンタルケアをしてくれているおかげで精神面の安定を感じます。この雰囲気のまま競馬にいければ」と話した。
前走の阪神JFはスタート直後の不利なども響いて10着に敗れたが、2走前には今回と同舞台のアスター賞を上がり3F最速の末脚で完勝。
奥村豊師は「状態は何も気にするところがないですし、とにかく競馬当日に気難しい面を出さなければ」と力を込めた。
提供:デイリースポーツ