★中京3R・3歳新馬の馬トク激走馬=
エターナルプロミス 芝、ダートを問わない
ドレフォン産駒だが、昨年は芝が12勝、ダートが73勝と成績は明らかにダート寄り。距離も1700〜1800メートルで最も勝ち星を挙げている中距離タイプが多い。
母ディライトプロミスは
キングマンボ系のレモンドロップキッド産駒。
ドレフォン産駒で最も成功している
皐月賞馬
ジオグリフ(母の
父キングカメハメハ)と同じ配合だ。芝だけではなく、ダートは
サウジカップの4着。二刀流の可能性も秘めている。
コンディション指数、厩舎指数、仕上指数など各項目の数値が高いうえ、好調騎手を表す炎マーク(
バイタルジョッキー)を持つ
松山弘平騎手とのコンビ。今年の開幕週で首位タイの5勝を挙げた鞍上の勢いに乗りたいところだ。
★中山6R・4歳1勝クラス=
ベルイストワール 未勝利脱出後は1勝クラスで6回出走した
ミッキーグローリー産駒。4走前の3着がクラス初めての馬券圏内だったが、印象的だったのは絶望的なポジションから追い上げた前走の末脚だ。
その前走は逃げ馬が2着に粘り込む前残りの展開。直線で狭いインに進路を取ると、馬群を縫うように割ってきた。牡馬相手の戦いで見せたレースぶりから、牝馬同士なら好勝負に持ち込めそう。
激走馬に選ばれた理由は「このレースに向く体形」と「斤量補正で浮上」の2点。さらには、いきなり
中山金杯制覇で健在ぶりをアピールしたキング騎手に乗り替わりになるのも心強いか。
★中山12R・4歳上2勝クラスの馬トク激走馬=
マンウォル デビューから8戦目でようやく未勝利を脱出した
ブリックスアンドモルタル産駒だが、初勝利を挙げると続く1勝クラスもマイルで1分32秒台の好時計で突破。覚醒した感じがうかがえる。
2連勝した時がいずれもフルゲートの多頭数。この産駒らしい胴長の馬体で跳びが大きいタイプだけに、前走と同じ中山でも10頭立てになる今回は馬群もさばきやすくなる。
3か月半の休み明けでひと息入ったものの、激走馬にピックアップされた要因として「脚長で推進力ある」と「近走頭数から期待大」の2点が挙がっている。目覚めた今なら3連勝もあるという見立てだ。
スポーツ報知