11日、中京競馬場で行われた牛若丸ジャンプステークス(4歳上・オープン・芝3300m)は、4番手から上がっていって直線の最終障害後に抜け出した小牧加矢太騎手騎乗の1番人気サイード(セ6、栗東・角田晃一厩舎)が、2番手から一旦は先頭に立った8番人気マイネルエール(セ6、美浦・蛯名利弘厩舎)に4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分37秒2(良)。

　さらに10馬身差の3着に5番人気ビートザレコード(牡6、美浦・戸田博文厩舎)が入った。なお、2番人気ヴァトレニ(セ7、栗東・長谷川浩大厩舎)は9着に、3番人気ハーツシンフォニー(セ8、美浦・辻哲英厩舎)は7着に終わった。

　勝ったサイードは、父キズナ、母セレブラール、その父ボストンハーバーという血統。昨年は小倉で行われた牛若丸ジャンプSで2着。今年はしっかりと人気に応えて快勝した。

【勝ち馬プロフィール】
◆サイード(セ6)
騎手:小牧加矢太
厩舎:栗東・角田晃一
父:キズナ
母:セレブラール
母の父:ボストンハーバー
馬主:前田幸治
生産者:土居牧場

【全着順】
1着　サイード　1人気
2着　マイネルエール　8人気
3着　ビートザレコード　5人気
4着　ブリヨンカズマ　9人気
5着　リレーションシップ　4人気
6着　ファルヴォーレ　7人気
7着　ハーツシンフォニー　3人気
8着　ワールドスケール　10人気
9着　ヴァトレニ　2人気
10着　トーセンアウローラ　6人気
11着　ビップランバン　11人気