1月13日の中山5R・3歳新馬戦(ダート1200メートル=16頭立て)は、3番人気の
アドバンテスロード(牡、美浦・
斎藤誠厩舎、父マニングズ)が、ゴール前できっちりと差してデビュー戦を白星で飾った。父は現役時代にトム
フールハンデ・米G2(ダート1400メートル)などを制して、種牡馬としてダートのG1馬を送り出している。勝ち時計は1分14秒2(良)。
好発からダッシュを決めて、内から先手を主張した
サマースイートピーにハナを譲って2番手から運んだ。直線で前を目標にスパートすると、じわじわと脚を伸ばして、最後は1馬身1/4差をつけてとらえた。
横山琉人騎手は「調教に乗ったことがなかったですが、ゲートを出て二の脚も速かったですし、ちょうど逃げ馬を目標にできて、最後しっかりとらえることができました。まだ初めての競馬で、ちょっと追走も余裕のある感じではなかったですけど、それでもちゃんと逃げた馬をとらえてくれたので、競馬を覚えていってくれたら」と、勝利を振り返った。
スポーツ報知