兵庫県競馬組合は13日、所属する
松本幸祐騎手(43)=園田・西村守=が、
園田競馬場での調教中の落馬事故により死亡したと発表した。この日は同競馬場でレースはなかったが、14〜16日までの3日間は予定通りに開催を実施。14日の開催では、1R発走前に場内での黙とうを予定している。
同組合によると、この日の午前5時50分頃、
園田競馬場の走路内で調教中の競走馬3頭が衝突。30代男性騎手の騎乗した1頭が厩舎へ引き揚げる途中に暴れて制御不能となり、松本幸騎手と他の40代男性騎手が騎乗する2頭にぶつかり、それぞれ落馬した。松本幸騎手は意識不明の状態で、ただちに救急車で搬送されたが、尼崎市内の病院で死亡が確認された。
松本幸騎手は2002年10月14日に姫路2Rで初騎乗。これまで7264騎乗で261勝。今年は未勝利だった。なお、14日の3、4Rに騎乗予定だったが、乗り代わりになる。
提供:デイリースポーツ