11〜13日の中山、中京で3歳新馬戦が8レース行われ、日曜中山4R(ダート1800m)ではハナを奪った
イムホテプが後続を寄せつけずV。2着に9馬身の差をつけて1番人気に応えた。勝ち時計の1分54秒4も時計を要した状況を考えると優秀だ。日曜中京5R(ダート1800m)を勝利した
ナンヨーパワフルも粗削りながら将来性を感じさせる内容だった。
先週の新馬勝ち馬評価一覧
イムホテプ(牡、父
ニューイヤーズデイ、美浦・萩原)
日曜中山4R・ダート1800m、横山武「スピードの違いで自然とハナに立つ形になりました。レース前はボケッとしていましたが、レースではピリッとしていい走りをしてくれました。癖もないですし、これから楽しみです」(レース評価A、将来性★★★★)
ナンヨーパワフル(牡、父
ナダル、栗東・松永幹)
日曜中京5R・ダート1800m、鮫島駿「スタートで物見をして落馬寸前のアク
シデントがあったなかでのレースでした。最後も直線で物見しているように、集中しきれていないところがありました。ズブさがあるタイプなので道中は促すことを意識して行きましたが、それに応えてくれました」(B、★★★★)
リープアップ(牝、父
ニューイヤーズデイ、美浦・田中博)
土曜中京3R・ダート1800m牝馬限定、北村友「全体的に整った馬だなという感じがしました。初戦からブリンカーを着けて集中して走っていましたし、しまいまでしっかりしていました」(B、★★★)
トワイライトシティ(牝、父
エピファネイア、栗東・杉山晴)
月曜中京5R・芝1600m、西村淳「いいレースができた。難しい馬。でも、厩舎スタッフがしっかり調整してくれたと思う」(B、★★★)
ワンダーイロネ(牝、父
カリフォルニアクローム、栗東・渡辺)
土曜中山4R・ダート1200m牝馬限定、丸山「気性は勝っているけど、競馬に行ったら押っつけ通しでした。それでも勝てて良かったです。今後は気持ちが鍵でしょう。
テンションが上がらなければいいですね」(C、★★★)
エナジーショット(牝、父
サンダースノー、美浦・矢嶋)
土曜中山5R・芝2000m、横山琉「ケイコに乗せてもらって、いいバネを持っていると感じていました。二千がどうかと思っていましたが、レースが終わっても止まらなかったぐらいですし、距離はもっとあってもいいかもしれませんね。いい内容で勝てましたし、このまま無事にいってくれれば」(C、★★★)
ヨリノレジェンド(牡、父
ダノンレジェンド、栗東・
奥村豊)
月曜中京4R・ダート1200m、川田「我の強い馬なので難しい面が多々ありますが、まずは1つ勝ち切ってくれて良かったです。これから精神面の成長が伴ってくれればと思います」(C、★★★)
アドバンテスロード(牡、父マニングズ、美浦・
斎藤誠)
月曜中山5R・ダート1200m、横山琉「ゲートを出てくれたし、二の脚も速くて逃げ馬を目標にしていい形で運べました。追走に少し余裕がない感じでも、最後は逃げ馬をとらえてくれました。競馬を覚えてくれればもっと良くなると思います」(C、★★)
(レース評価は馬サブロースタッフによるS、A、B、C、Dの5段階。将来性評価は★5が最高)
提供:デイリースポーツ