東京HJ3着の
オールザワールド(牡8歳、栗東・中竹)が、3月11〜14日に英国のチェルトナム競馬場で行われる障害レースの祭典「チェルトナム・
フェスティバル」で行われるチャンピオンズハードル・G1(3月11日、芝約3300メートル)に挑戦することが15日、分かった。管理する中竹師が明らかにした。
鞍上には引き続き森一を予定しており、指揮官は「
オールジャパンで。障害なので、乗り慣れているジョッキーの方がいいですから」と説明した。また、適性についても「日本の馬で通用する距離。僕もイギリスに行って乗ったことがありますが、日本とは馬場が違う。粘土質の馬場で、その辺がどうか分かりませんが、障害がハードルなので。日本のフェンスのように飛べるのはいいと思います」と
ジャッジ。「日本みたいなスピード競馬とは違うからね。あとは斤量も。馬場と斤量、その辺がどうかです」と、約74キロという未知の斤量も鍵に挙げた。
同馬は半弟に20年
ホープフルSを制した
ダノンザキッドを持つ
キズナ産駒。23年12月に障害入り(2着)すると、2戦目から3連勝を飾った。前走の
東京HJ3着後は休養しており、指揮官は「馬が何ともなければ出国準備をします」と話した。
提供:デイリースポーツ